今回の記事では、「アジングで（アジングロッドにて）アコウを釣ることができるのか？」という点をピックアップし、過去の経験を元に色々と書いていこうかと思います！
アコウ、高級魚なだけに釣れると嬉しい魚ですが、果たしてアジングにてアコウを狙うことができるのでしょうか？
FIG運営釣具メーカーの公式販売店「FIGストア」の代表（店長）も努めております。ぜひ、覗いてみてくださいね！
目次
結論「狙って釣るのはオススメしない」
まず結論ですが、アジングロッドにて専門的にアコウを狙うのは【無理】です。
もう少し正確にいうと【釣れないことはないが、やめておいたほうがいい】が正しいですね！
ご存知の通りアジングロッドは繊細ですし、そもそもアジを狙うための道具のため「大きくなれば50cmを超えてくるアコウを専門で狙うなんて・・・」みたいな感じ
道具、壊れる可能性すらある
アコウはアジと比べると大きく成長する魚ですし、そのサイズ感の魚を無理に釣り上げようとしてしまうと【ロッドが折れる】と、道具を壊してしまう原因となってしまいます
大事な道具を失わないためにも、アジングタックルにてアコウを専門に狙うようなことは止めておきましょう（偶発的に掛かることもあるため、そこについては後ほどお話します）
釣っても取れない可能性が高い
アジングをしていると、アジングタックルでは為す術もなく「何もさせてもらえず終わった・・・」という経験、ある人も多いかと思います
20cm〜ほどのアコウなら【アジングタックルでも無理なく取れる】範囲ですが、35cmとか40cmなどになると「取れない可能性が高くなる」のは言うまでもないですね！
アコウ率高いエリアは強タックルを
僕がメインとしてる大阪エリアでは「アコウを専門に狙っている人」がたまにいます。僕もその口で、夏になるとライトゲームそっちのけでアコウを追いかけていた時期もありました（今はちょっと冷めてますが、恐らくどこかでスイッチ入ります）
なので、「この場所のこのあたりでボトムを狙えばアコウ率高いだろうな〜」というのがもちろん分かる訳で、その付近にてアジングを楽しむときは
【アコウがきてもいいように強いタックルを選ぶ】
もあります
具体的にいうと、ジグ単アジングタックルではなく「ミドルゲーム用タックル」にて
- キャロ
- スプリットショット
などのリグを使いアジングを楽しみ、アコウがきても取れるであろうセットにて釣りを楽しんでます
こんな感じで、アコウが出やすい場所は敢えて強めタックルにてアジング楽しむのもありかと
アジング中にアコウが掛かった！そんなときにいつも心がけてること
アジングを楽しんでいると、割と高い確率で「アコウが掛かる」があります。
サイズが大きい小さいはありますが、問題は「サイズ大きなアコウ」が掛かってくれたとき。取りたい気持ちは山々だけど、こっちはアジングタックル。どう考えても分が悪い・・・
そんなとき、心がけてることをまとめます
ちなみに、この記事を書いたときあたりで頂いた「うちのワームで釣って頂いたアコウ釣果」の写真を少し載せておきます！
ほんと、カッコいい魚ですよね
なるべく早く根から離す
アコウは表層まで泳いでくるようなアグレッシブタイプな根魚ですが、本質は根魚のため「根に入られる可能性」があります。
詰まるところ、掛けた瞬間に「これアジじゃない、アコウや！」といち早く気が付き、いち早く根から離すことが大事です。入られたら取れなくなる可能性が飛躍的に高まります
アコウを専門で狙う人はベイトリールを使うこともありますが、如何せんアジングですからほとんどの場合「スピニングリール」です。根に入られないよう魚をコントロールしながらやり取りするのがベスト！
タモを持っておく
アジングにてアコウが掛かる可能性が高い場合、必ずタモを持っていくようにしています。足場が高かったり、足場が悪い場所だとなおさら取れないため、その場所に応じたタモを持っていきたいところです
無理な抜き上げはロッド破損リスク高いですし、足場悪い場所で無理にキャッチは怪我の元
サイズによるリリースに注意する
エリアによっては
「このサイズ以下のキジハタ（アコウ）はリリースしてね」
という場合があります
例えば僕が釣りを楽しませてもらっている大阪の海では
「28cm以下のアコウは再放流して」と、大阪府庁様のページにて記載されております
このように、エリアによってルールが定められていることがあるため、今一度チェックしてみてください！
アコウを狙うとしたらこのワームを使う！
最後にPRさせてください！
うちは釣具メーカーを運営しています会社でして、「リグデザイン」「ワウム」からアコウもターゲットとなるワームを販売してます！
当然なことでアジングでは各地にて高実績ですが、アコウに関してもよく釣って頂いております！
・よりフワフワと誘いたいとき
・小魚ベイトを演出したいとき
ぜひ、アジングでもアコウ狙いにでも使ってみてください！