メバリングワームのカラー数多くあれど、「いったい、どのカラーを選ぶべきか?」は難しい問題ですし、その日の釣果を決める大事な要素でもあったりします
そんな、メバリングワームカラーの中から【ソリッドカラー】とカテゴライズされている色についてお話します
(※ソリッドカラー、爆発的に釣果伸ばせる可能性あり)
目次
ワームカラー「ソリッド」はどんな色?
そもそも「ソリッドカラーとは?」という話ですが、
簡単に直訳すると
【色が詰まったカラー】
です(写真では分かりにくいですが、こんな感じのカラーです)
クリアなカラーではなく、ギッシリと濃く色を入れてあるために【光を通しにくい】メリットが生まれます。
反対に、この特性がマイナス面を生むこともある
この「ソリッドカラー」、昔は大嫌いでした。特に明確な理由はありませんでしたが、「なんとなく、釣れる気がしない」という感情面な感じです
使っていても「気分が乗らない・・」とすぐに交換したり、そもそもケースの中に入れていなかったり。
今考えるとすごく勿体ないことをしてましたが、初心者の頃でしたので良い思い出です
ソリッドカラーを多用するようになったキッカケ
で、あるときから
メバリングにて【ソリッドカラー、最高!!】
となる場面があったのですね。
多くの釣り人が帰り支度をはじめていた、23時頃。空には大きな大きな満月が浮かんでいる
外海に面したこじんまりとした釣り場にてメバリングを楽しんでいたのですが、思うように釣果を伸ばせず・・
「やはり満月の日は厳しいな・・」
と愚痴をこぼしながら釣りを楽しんでいると、
【そういえば、満月にはソリッドが強いと聞いたな】
が頭をよぎりました
で、早速試してみると・・
もうね、今までの沈黙が嘘のまた嘘のように好反応!(画像はAIで作るとこうなりました)
敢えてクリアカラーに変えると反応なし。で、ソリッドには好反応。
こうなればもうこうなりますよね
【はい、ソリッド一軍】と。
そこから月日は流れ、釣具メーカーの社長となりましたが、このときの経験を踏まえ【各種ワームにはソリッドカラー】を含めるようにし、有効的な場面にて釣果最良化を目指せるカラーラインナップとしております!
ちなみに、うちのワームの一例を挙げると
の「キイロ」というカラーがソリッドカラーです!
メバリングにおける「ソリッドカラー」の有用性
うちのワームカラー開発は「経験ベース×論理ベース」で行っており、
- こんな場面でソリッドカラーが効いた
- 逆にこんな場面でダメだった
- 各方面からの実釣レポート
などの経験ベースにくわえ、論文などを参考にしメバルの生態について理解した上で「この状況であればこのカラー!」を決めリリースしてます
で、その上で
【メバリングにおけるソリッドカラーの有用性】
について、まとめます!
月夜に効果バツグン
まず、メバリングでのソリッドカラーを語る上で外せないのが
【月夜】での釣行です
一般的に満月の日は明るく「難易度が高くなる」とされてますが、より明るい月夜のときこそ、ソリッドカラーを入れてみてください
じゃあなぜ、月夜にソリッドが効くのか?
月夜にメバリング釣行するとき、「ソリッドカラーの強み」は
【光を遮断し、シルエットを出せる】
です。メバルが下からワームを見たとき、一目で「なんか餌っぽいやつがある・・」と興味を示してもらえるキッカケとなります
事実ベースにて、月夜にソリッドカラーを入れると恐ろしく好反応になったこと、一度や二度じゃないです。つまり、再現性バツグン。
もちろん、この特性が仇となることもあるので、そこはその場の調整で
常夜灯下でもぜひ
魚が上から見下ろすとき
反対に、黒など真っ黒なソリッドカラーの場合、メバルが上からワームを見ているとき「視覚情報におけるステルス感」にて存在を見えにくくすることも可能です(これに関しては、クリア系カラーでも同じことができますが、個人的にはソリッドがオススメ)(黒系ソリッドを!)
ちなみにうちのワームであれば
の「ロックブラック」ってカラーが、ソリッドの黒系カラーです
濁りで効く!との情報多数!
いつもは透明度高い海が、「茶色く濁っている・・」という日、ありますよね
そんな「濁りのある海」にてソリッドカラーが効く!という情報を当社宛に送って頂くことが多くあります
実際、個人的にも「濁りある状況下にて選択する」ことが多いのですが、これもやはりソリッドの強みを活かすことがこの結果に繋がってると推測できます
メバルにワームを見つけてもらうことが大事ですからね、「濁りの中にて少しでも見えやすく!」という点で、ソリッドカラーを第一選択肢にしてみてはどうでしょうか?(個人的に濁りの日はグローもよく使う)
ソリッドの「ダメなところ」
世の中、良い面があれば「その反対に悪い面」が見え隠れする・・
はよくある話で、当たり前のように
【ソリッドカラーにも、悪い面が存在】
します。
とはいえ、特筆すべて悪い点・・・ってのもない訳ですが、良い面ばかりを書くのもあれなので一応書いておきます!
目立ち過ぎることも
例えば月夜でのソリッドカラー使用は
【ワームシルエットが目立ちすぎる!】
が、メバルの警戒心を煽ってしまう理由になる・・・も考えられるでしょう
メバルはとても目が良い魚ですから、より「(メバルからの)ワームの見え方」には注意してます
この場合、「クリア系」なカラーがオススメ
光を通してくれるカラーはワームの存在をぼかしてくれる。という考えの元、個人的には「ソリッドカラー」「クリアカラー」を状況に応じて使い分けてます
先入観によるマイナス
過去の僕がそうでしたが、「ソリッドカラー、なんとなく釣れなさそう」という先入観が出てしまうのも、一つの悪い面とも言えますね
「釣れなさそうなカラー」と考えながら釣りをしていると、不思議と釣れないんですよね・・(メンタル面、大事!)
これは経験によるのと、膨大な(当社宛の)釣果データから得た事実ベースの話なので信じてもらいたいのですが、
【ソリッドカラー、必ずローテーションに入れておいたほうがいい!】
です。
以上、メバリングにおける「ソリッドカラー」についてのお話でした!
※ぜひ、うちのワームも使ってみてくださいね!(釣果面は各地より莫大な釣果データを頂いているのでご安心を!(自信を持って釣れる!と言い切れます))